マクロビオティック
「マクロビオティック」とは長命、長寿を意味します。無限の宇宙を弁証法的に捉えた東洋哲学と医学の生物学・生理学を組み合わせるという考えのもと、まず健康を確立することで幸福をつかむ方法を教えるものです。民間療法や、神秘的・宗教的・科学的、心霊的、一時的な治療法でもありません。
では「マクロビオティック」の基本的な考え方を理解していきましょう。マクロビオティックの根本として「身上不二」「医食同源」「一物全体」の3点があげられます。「身上不二」は身体と環境(身上)は分けることが出来ない(不二)の意味で、健康と環境は密接に関わってくることを表しています。身体は太陽、空気、水、風土などそれぞれの環境で育てられた食物をはじめ、さまざまのものを環境から得ています。旬の物を摂取していれば、身体が環境に適応し、四季の移り変わりにも身体が無理なく順応することが出来るのです。
食文化の西洋化が進み、それに伴い生活習慣病が激増してきています。気候風土にあった正しい食生活が健康管理には欠かすことが出来ません。「一物全体」は「命あるものは、命あるものをいただいて生きることが出来る。生きているものは全体が調和しているものを食することが大切である。」という考え方です。主食であるお米は、玄米は調和が取れ、生きてといえますが、精製された白米は調和のバランスが失われてしまっているのです。
食事全体の最低60%は穀物で摂取します。穀物以外の食物を陰性・陽性にかかわらず、少量を注意しながらバランスよく取り入れます。穀物を補うものとして、量も回数も少なくします。「魚介類」は頻度を下げます。肉類・乳製品・飲料・果実は更に頻度を下げ、最も回数も少なくしなくてはなりません。マクロビオティックは規則にしばられる固いイメージを持たれるかもしれませんが、健康的なバランスを維持するために日々の生活の中での変化に応じて、食事スタイルも応用させて、大切なのは健康と幸福のために環境や反応を感じ取ること、そして考え続けることなのです。
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